憲法をよりどころに、平和・いのち・くらし・人権のために力を合わせよう 5・3愛媛憲法集会

トピックス

5月3日「愛媛憲法集会」が松山市で行われ約900人が参加。第1回集会(2005年)から19回目となり、党派や思想信条の枠を超え、幅広い市民の運営・参加による「統一した憲法集会」として、地方都市としては多数の参加で継続されています。金平茂紀さん(ジャーナリスト)が「民を打ち棄て、戦争の準備をする国でいいのですか?」と題して記念講演。ウクライナ戦争と安倍元首相銃撃事件があった2022年は「歴史の分岐点」だったとして、ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)で、日本は「戦争できる国」へとまっしぐらに火事場泥棒的な動きがすすんでいると指摘。アメリカの大学では、ガザへのイスラエルによるジェノサイドの中止を求め、パレスチナに連帯する行動が広がっていると紹介。戦争や人権軽視に対して「いろんな抵抗や意思表示の仕方がある」として、詩を書く、歌を唄う、良心的兵役拒否、マイナンバーカード拒否、選挙への投票参加などを上げ、行動を起こすことの大切さを訴えました。集会宣言では「日本国憲法をよりどころにして、様々な闘いが繰り広げられ展望を切り開いている。一人でも多くの市民の参加が、未来への展望を確かなものにする」とよびかけました。